北欧家具とヨーロ・クッカプーロ

北欧家具は、近代において様々様式が出てきましたが、伝統的な北欧家具を守り続けいる職人と、新進気鋭の職人が出てくるのは、お互いに取って良い相乗効果が出るのではないでしょうか。

その中でも、ヨーロ・クッカプーロと言う北欧家具デザイナーは新進気鋭な職人だと思います。

ヨーロ・クッカプーロは、北欧フィンランドのイープリに1933年に生まれ、1958年には、ユニバーシティオブアート&デザイン・ヘルシンキを卒業し、そのスタイルは同校の教師から影響を受け、1959年には、自社スタジオを立ち上げ、伝統的な木材を使った北欧家具ではなく、ファイバーグラスやプラスチック素材を使った北欧家具のデザインを好み、1965年には、プラスチックで作った椅子の、カルセリを生み出し、北欧モダンが低迷していた、1970年代でも、新しいスタイルのポストモダンを打ち出し、頭角を現していました。

そして、1978年に完成させた、フィジオは、現代のオフィスチェアの原型になった椅子であり、1995年には、工業デザイナー賞を受賞しています。

ヨーロ・クッカプーロの奇抜なデザインは現代の若者層を中心に人気を博しています。

ヴェルナー パントン

ヴェルナー パントンとは、北欧スカンジナビアのデンマーク王国の北欧家具デザイナーです。

ヴェルナーは、1926年にデンマークに生を受け、19歳には、テクニカルカレッジで土木技術を学びながら、コペンハーゲン王立美術アカデミーで建築を学びました。

その後、かの有名な、アルネ・ヤコンブセンの建築事務所で経験を積み、29歳には、独立し、建築デザインの事務所を設立したのです。

そして、活動の拠点を、フランス、スイスと移しながら、フリッツ・ハンセンや、ヴィトラなどの有名家具メーカーの北欧家具を、数多くデザインし、その多くは現在でも生産しています。

1957年には、プラスチックの一体成型椅子のパントンチェアを、世界で初めて作りだした事でも有名で、椅子に、照明や、小物雑貨など様々デザインを手がけ、その革新的なデザインは、ファンを楽しませていました。

ヴェルナーのデザインは、北欧家具だけに留まらず、建築にも及び、1957年には、20世紀の名建築家とも名高い、カードボードハウスの設計や、1984年には、サーカス劇場も設計しています。

1998年に展覧会を計画し、開幕のわずか12日前に亡くなりました。